こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「機材トラブル②~原因究明~」です。
前回、電池切れの機材トラブルについて書きました。
エレアコに特有の内臓電池が切れたときの症状ですが、ギターやベース、ウクレレでも構造によっては起こり得ます。
通常ギターはパッシブタイプといって電池が内蔵されません。必要がないからです。
ただアクティブタイプといって内部に電源が必要な増幅回路が入っているタイプの楽器があります。ベースは結構このアクティブタイプが多く見受けられます。
通常このタイプは放っておいても電池はすぐになくなりません。シールド(ケーブル)を挿しているときにしか電池は消耗されず、その他は自然放電による消耗のみとなります。
なので思っているよりも電池は長持ちします。
電池が少なくなると音質が劣化します。ノイズが多くなり、音が歪んだような濁った音になります。
ノイズに気付いたときミュージシャンが考えるのが「シールドの問題」か「アースノイズ」、「エフェクターの問題」、「電源周りの問題」です。
この電池の消耗は「電源周りの問題」に入るのですが焦っていると解決が遅れることがあります。
僕も昔、リハーサル時に音にノイズが入っていることに気付いたものの、リハーサル時間が限られているため焦った記憶があります。特にバンドなどだと自分の問題でリハを止めるわけにもいかないのでリハーサルは何とか乗り切って後で調べようということになることがあります。音が出ないとライブが出来なくなってしまうので必死で原因究明をします。
そういった場合まず原因を究明するのですが、基本的にはまずどこの場所で起こっているのかを冷静に判断しなくてはいけません。なので僕の場合はまず、ギターとアンプを直接繋いでみます。ここの段階で問題があればギターかアンプかどちらかの問題だからです。
今回の電池の問題の場合はそれで大抵は気付きます。ギターとアンプを直接繋いで症状が収まらない場合は通常まず最初に疑うべきは電池だからです。ちなみに電池を変えても症状が変わらなければ今度はアンプのインプットを変えてみたり、別の機材をアンプに繋いでみて
音を出し、音が正常に出ればギター本体の問題ですし、音に問題があればアンプ側の問題ということになります。
続きは次回に書いていきます。
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